週末に一日中トレーニングをしたことで全身激しい筋肉痛。
週末の漫画
話が動き出してからキュンキュンする展開はなし。しかし厚労省一条が怖エロい。そして「あぁ、ネジのこと普通に恋愛対象だと思ってるんだねえ」という仁坂がついに動きだ……次巻に期待!
筋トレギャグ漫画なのだけど、巻が進むほどにギャグのキレが冴えていく。トレーニングの説明は簡単なんだけど「どこに効く」かが明確なのでなかなか無駄にならないなーという印象で読み続ける。
5巻でぐっとストーリー部分が進んだダンジョン飯、6巻でわさっと伏線を回収整理して、かつライオスの異常っぷりが際立つ後半戦。シリアスでありつつコミカル、コミカルなんだけど異常と、極まったバランスを成り立たせている九井諒子は本当にすごい。
見始めたアニメ
宇宙よりも遠い場所(Amazon プライムビデオ)
最近になってTwitterのタイムラインで目に入ったので見てみる。
めちゃくちゃ面白い。昼食中に12話の途中まで見たところで「これはやばい、涙腺が決壊するやつだ」と慌てて話を止めて残りは自宅で鑑賞。
これは泣くわ。泣きますわ。メールの受信ってのはたまらんですわ。
で、ちょうどそのタイミングで考察記事を見かけたのだけど。

『宇宙よりも遠い場所』(2018) いしづかあつこ監督 僕らは世界のどこにでも行けるし、そしてどこへ行っても大事なものは変わらない! - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために
客観評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ)キマリこと玉木マリの主人公の視点から物語は始まる。南極を目指す少女・小淵沢報瀬(こぶちざわしらせ)と出会うことにより、何となく退屈な日常の、どこかへ行きたいという気持ちに、具体性がが生まれ、そして、「ここではないどこか」という否定形ではなくて、「そこ=南極」というは
この考察記事では「日常系・無菌系」とカテゴライズされているが、本作は「青春に踏み出せない主人公が3人の仲間と共に南極を目指し、この旅を通じてそれぞれ成長を果たしていく」という、非常に明確な「物語」だ。「物語」としてはむしろすこぶるスタンダードなものであり、「キャラクターを描くために物語を排除する日常系」とは対極にあるものだ。
また「セカイ系」という今となってはなかなかに恥ずかしいジャンルとも異なる。登場人物は社会の中に普通に存在する人間であり、南極という世界もまた非日常・異世界ではなく「この社会の中で到達できる中で最も遠い場所」としての扱いだ。
アニメ考察はなぜこうも様々な作品を「日常系・セカイ系」の枠にはめてこの文脈として語ろうとしがちなのだろうか。真っ直ぐな物語を真っ直ぐに受け止めないことがインテリな振る舞いだと思うのだろうか。