お菓子業界では安定した地位を占めているブルボンが、ちょこちょこ出しているソフトドリンクシリーズ。
ココア系がメインですが、なぜかココナッツミルクドリンクもシリーズで展開しています。
「常夏ココナッツミルクPET500」「おいしいココナッツミルクPET490」。これに続いて登場したのが「やさしくはじけるまろやか風味 ココナッツミルク スパークリング」。
ココナッツミルク、美味しいですよね。タピオカミルクなんかは大好物で、行楽地でちゅるちゅるやるのが大好きです。
が、スパークリング。かつ常夏から始まった「さらに塩イン」。どうしましょう、危険物の予感しかしません。
というわけで数日購入を躊躇っていたのですが、買ってみました。やってやりました。
やられました。
まずまったりと甘い。甘いのはココナッツミルクだから当たり前、当たり前なんですが本来の強烈な甘さではなく「超甘い」と「甘い」の間にあるような中途半端さ。「ココナッツミルクとしてはちょっと薄い」というあたり、炭酸入れたの大失敗です。口に含むとまずまったりとした甘さがきて舌のあたりに炭酸の酸味を感じて、そして上顎あたりにココナッツミルクの良い香り。
ブルボンの炭酸は「気が抜けてるんじゃないか」という超微弱炭酸が恒例ですが、このさわやかなんだかまろやかなんだかわからない中途半端さは地味にボディに効きます。
あと微かに塩。効果がよくわからない塩。熱中症対策で猫も杓子も塩を入れたがる風潮はありますが、炎天下でこんなまろやかドリンク飲みたくないのに塩。ゲップをするとなんとなく表に出てくる塩感。
飲めなくはないけれど、飲み進めたくない。ゆっくり飲んでいると、スイカを食べた後のような微妙な喉の痒さを覚える。
何を狙いたいのかわからない中途半端さは毒飲料の基本の一つ。
基本的にはミニストップ限定発売らしいです。
毒飲料判定。
総合毒度 ★★☆☆☆
インパクト ★★☆☆☆
飲み干せない度 ★☆☆☆☆
中途半端度 ★★★★☆