美味かった店で「ごちそうさま」と言う、そんな遊び

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寒くて曇って湿気っぽい、陰気な10月の土曜日午後にほっこりしたエントリに出会えましたよ。

レジの人に「ども」と言うようにしてる:小鳥ピヨピヨ

ふと思い立って、ここ数ヶ月、コンビニやスーパーやその他で、レジに立っている店員さんと、目を合わせたり、「どうも」「あ、レシート結構です」など、ごく軽いひとことを言うようにしています。

こういう軽いコミュニケーションを取るのってホントに心が潤うんですよね。
そういえばraf00も前にこんなTweetをしました。

二十歳すぎてから一人飯するときに、美味かったら会計時に「美味しかったです、ごちそうさま!」、普通だったら「ごちそうさま!」、ダメだったら黙って出る遊びをしているのだけど、美味かったときに店員とニコニコして二倍嬉しいので、これお気に入りの遊びですわ。

 (文章多少修正)

これ、一人飯をする上でとってもおすすめです。
知らない店にチャレンジしてみるというのはそれ自体楽しいものですが、当たりの店を見つけてしまった時などに「ごっそさん、初めて来たんだけど美味いね!」と声をかけてみると、そのお店のことがさらによく理解できます。言ってみりゃ一人遊びで、自分の中でお店に格付けてちょいとそれを表に出している、それだけのことなのですが、やってみるとこれがなかなか悪くない。

「美味かった」という一言だけでも結構いろんな反応が見れるもので、無愛想だったバイトの兄ちゃんがにっこり微笑み返してくれたり、おばちゃんが「ウチのは自家製麺なのよ!それも美味しいけど、○○もおすすめだからぜひまた食べてね」と言われたり、頑固そうなオヤジが照れたりと、いろんな面が見れます。…超人気店だったりすると「そんなのは言われ慣れてんだよ」的に面倒くさい感じの返事が返ってきたりもしますが(家系や二郎系なんかだと直系がこういう反応、リスペクト店が超喜んでくれる場合が多くていろいろ面白いですね)。

またなんとも陰気な話ですが、こういうことをしているとマズい店に出会ってしまった時も「ただ黙って会計済ませて出る」だけで、内心「俺はごちそうさま言わなかったぜぇ、言わないでやったぜぇ」と小心者すぎる報復感を満たせるようになり、いくばくか心が晴れるようにもなります。
コミュ力高そうな行為に思えますが大丈夫、コミュ力が著しく低い俺がやってるんですから……というよりも、コミュ力が低い人が簡単にコミュニケーションの面白さを感じられるすごく手軽な方法だと思います。
んで、こういう事は心に余裕がないとできない…と思っていたのですが、むしろ心に余裕がないときにやった方がなんだか救われる気持ちにもなります。

そしてコミュ力低いなりにこういう挨拶に慣れてくると、だんだんコミュニケーションを取るということに抵抗がなくなってきて、「二ヶ月ぶりなんですよー」といったところからあれこれ軽い話もできるようになったり、店員さんが顔を覚えてくれたり、さらに気持ち良い感じになっていきます。
あれそういえば前はウザったかった美容室の会話も適当に流しているようになったりして悪くない、悪くないぞ…と思えるようにもなってくるので、コミュ力ないなぁと思うならまずやってみるといいと思いますよ。

 

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