カレーパンとうどんの衝撃のマリアージュ。道の駅五霞のたまげたカレーうどんが馬鹿にできない。

立ち食いそば
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旅っていろんな出会いがありますよね。これまで持っていなかった価値観との出会い、様々な人の暖かさ、運命の相手や一夜を焦がす異性との出会い。
……俺の出会いがいつも「変なもの」なのは前世の業かなんかなんでしょうかね?

さて、この週末はまたしてもロードバイクで宇都宮まで走ってきたりしたのですが、その間にステキな道の駅を見つけました。茨城県の道の駅、五霞。

駐車場も非常に広大で、朝早くから様々な出店で賑わう人気の道の駅。地元の物産を多彩に取り揃え、茨城が誇るローズポークやナマズを使った料理、本格的なジェラートになど様々な食も楽しめる、そこらのサービスエリアよりも充実したステキスポットです。

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で、この五霞があごだし和風ラーメンとローズポークと並び猛プッシュしているメニューが、「たまげたカレーうどん/そば」。ネットでのレビューを眺めているとかつては「おったまげカレーうどん」という名称だったそうですが……随分適当だなおい。

で、この「たまげたカレーうどん/そば」、うどんにカレーパンを乗せたものであるのだとか。いろんなB級グルメを見てきましたけどね…この発想はなかった。なかったけど適当だ、適当すぎる。適当すぎるので注文せざるを得ない。というわけで注文してみました。

出てきたのがこちら。
(今回ネギ抜きにしているのですが、普通はものすごい量のネギが乗っかってきます)

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間違いない、間違いなく「うどんにカレーパンを乗せたもの」です。。。
きっちんのおばちゃんが「カレーパンは揚げたてだよ!」と自信満々に教えてくれます。そこは自信なのか…っていうかその揚げたてパン、もう着々とうどんの汁を吸っちゃってるじゃないですか…。

でもまぁ…食べてみましょうか。(汁に浸かっていないところは)揚げたてサックサクなカレーパンを割って見ると、なるほどカレーが入っていますね。食堂各所に貼られたポスターには「衣を割るとカレースープに大変身!」と書かれていますが、カレー…足りなくないですか?

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食う前にこれだけ呆然とさせるメニューって久しぶりです。まぁ食べてみましょうか。うどんはコシは強くないもののぷりぷりで、汁は甘みが出た「サービスエリアな感じのうどん」。素朴な感じで悪くありません。うどんは良し、さてカレーパン、いってみましょうか。

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汁に浸かっていないカレーパンはカリカリサクサクで実に普通に美味しいカレーパン。問題は下の方。汁に浸かってべしょべしょになったカレーパンを持ち上げます。うどんに浸かったおあげが結構重いように、ずしりと存在感をアピールするカレーパン。

これをえいやと食らってみると…、汁を吸いきったパンはふんわり優しいお餅のような、もっちもちな食感が新感覚だけど悪くない。外側部分はコロッケそばなどで馴染みのある油とツユのナイスなマッチング。

カレーパンだけだとカレーうどんとしてはカレー分が足りないかと思っていたのですが、ほんのりカレーの風味が移ったうどんつゆというのもなかなか悪くないものです。

あれれあれあれ、美味いんじゃないのこれ?

あれれれれ?と頭のなかに?マークが続きながらあっという間に完食。

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五霞名物「たまげたカレーうどん/そば」。これはありです。

正直、五霞に行く用事というのはそう思いつきませんし、五霞の道の駅に来たら絶対他に食べるべき美味いものがあるとは思うのですが、それでもなおこれは試してみる価値があります。

なんならご自宅でうどんにカレーパンを落っことしてみるだけでもいいんじゃないですかね?