丼ものイズジャスティス。raf00です。
新宿に美味い親子丼の店がある…という情報を仕入れました。
親子丼かぁ…どっちかっていうとカツ丼の方が好きなんだよなぁ…と思いつつも、評価の高い水炊きの店の親子丼が1000円でいただける…というなら行くしかありません。
というわけで、雨の中出向いたのが新宿御苑の「げんかい食堂」。
昭和3年創業の水炊きの店、玄海がリーズナブルに水炊きを楽しめるように…と開いたお店で、玄海の1階に店を構えています。
入り口は玄海の奥で、知らないと「やべえうっかりランチ5000円のコースしかないとかじゃ…?」などと思わせますが、暖簾の奥まで突き進んじゃえばOK。
懐かしくもあり新しくもある、不思議と居心地の良いお店です。
で、席につくと「桃の節句も近いのでどうぞ」と雛あられをいただきました。
こういうの、嬉しいですよね。代々木公園のビストロも食後にプチケーキくれたりするのですが、こうしたサービスってものすごくキュンとします。
メニューは親子丼、鶏飯、水炊きのコースなどがメイン。他にも鶏や玉子料理がいろいろと楽しめます。
今回は親子丼のオススメできたので、おとなしく親子丼を…あと唐揚げも頼んじゃいましょう。
注文を済ませると、しばら…くする暇もなくやってくるのが自家製のお豆腐。
軽く甘辛いあんかけがかけられ、優しいお味。いきなり美味い。
そして次に出てくるのは別オーダーで頼んだ唐揚げ。これがまた美味い。
さくさくの衣がついた骨付き唐揚げと、スタンダードな醤油唐揚げ。止まりません。あと俺、唐揚げにレモンかけて美味しくいただく派です。
豆腐と唐揚げでなんだかランチに来ていることを忘れながら過ごしていると親子丼が到着。
親子丼の見た目が独特。ほとんどかき混ぜていない、潰れた目玉焼きのような親子丼です。
なんだこれ、俺の知ってる親子丼じゃない。
しかしこれが、美味い。
ほどよく固まった黄身と白身と、とろとろなままの黄身と白身がどちらも楽しめます。
玉子の中にたっぷり隠された鶏肉は割下で煮込むのではなく、焼き上げられて表面の香ばしさが玉子にも移っていい味出してます。
割下は醤油が強くなく、水炊きの鶏スープがメインだそうで、ご飯に鶏の旨味が広がる広がる。
ネギはなくとにかく鶏と玉子の素材の旨さで勝負する優しいお味です。
こりゃあ美味いわ。きっちりしっかり美味くて「イイ店」のサービスを受けられて、お値段は1000円。
これはかなりいい店ですわ。
親子丼の名店としては人形町の玉ひでなどもありますが、このげんかい食堂も高い評判に納得。
ランチタイムも11時~16時と長いので、新宿に遊びに行った時など、寄ってみるといいんじゃないでしょうか。