猫を飼い始めてPCの前に座る機会が減ったりそのPCがぶっ壊れて自炊したデータが全部吹っ飛んでショックを受けたりPC買い直したりWindowsタブレットを購入したけどペルソナQの方が楽しくてセットアップがままならなかったり、普通に仕事が忙しくてブログをサボっていたraf00です。
で、久しぶりにブログを更新してみたりするわけですが、なんというかこの一ヶ月で「ネットに駄文を書き散らすのは相変わらず楽しいしどの道書かずにはいられないが、しかしなんだかブログという形式には違和感を感じ始めてきた」という妙な気持ちになっています。
で、そんな折に巡回ブログである[ilink url=”http://pinkpeco.hatenablog.com/entry/2014/07/01/153642″]@pinkpeco[/ilink] を読んでおりましたところ、「@ユーザー名そのものをブログタイトルにする」という試みをされていて、これは良いぞと思いましたので、しばらく真似してみたいと思います。
しかしこう、なんだかこう、「ブログを書く」という本来ならなんでもありだし自由にやればいいことについて、妙に考えさせられますね。
炎上体質を隠さないブロガーや、釣りのテクニックだけを全力で押し出し「自分を見て欲しい」という意図以外が一切見えないハイテクサングラスブロガーなどがいる一方で、力あるブロガーたちはネット語りやガジェット語り、世情分析から揃ってグルメエントリに舵を切っていたりします。
それが悪いこととは決して思いませんし、いわゆる「ブロガー」という商売の顧客が一部のヘビーネットユーザーだけの消費物ではなく、ライトな裾野にまで拡がっている表れでもあり歓迎すべき事でもあります。
blog@narumiのような本物のヒットメーカーが全力を出してきていることも素晴らしいと感じています。
が、表っ面を紹介するだけであれば、ふつーに「大人の週末」や東京ウォーカー的なグルメムックを読んでいたほうが役に立つよなーなどと感じないでもなく。
以前人気だったラーメンブロガーなどは屁理屈が多すぎ、結局その店が美味いんだか不味いんだかわからない妙なことになっていましたが、「blog@narumiが紹介した店に行ってみた」記事のような工夫が全く見られない風潮になったとしたらそれもそれでつまらんなーとか感じています。
なんというかこう、あれですよ。インターネットでキラリと光っていたのは「偏愛」じゃないかと。無駄な情熱はどこにいったのかと。
そんな感じで、無駄な文章を書き連ねながら、自分の中の無駄な情熱を今一度高めていこうと思いました。
ぼくもあんなおとなになりたいとおもいます。
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