日本のメディアを変えてしまうだろう「BuzzFeed Japan」、本日オープン

スポンサーリンク

昨日は番組を見てくれてありがとう。これからも前だけを見て進むraf00です。

さて、そんなすげえ話題の中、昨年ハフィントンポストに続いて「メディアの黒船」が来航すると話題になったBuzzFeed Japanが今日、正式オープンしていました。
数年前にハフィントンポストが日本展開した当初「これは当たらないでしょう」と言って大外ししたのですが、今回は自信を持ってこう言います。
こんなん当たるでしょう、当たるに決まってるでしょう、と。

■バイラル・オブ・バイラル

01
元々「バイラルメディア」と呼ばれるメディア運営スタイルはBuzzFeedが完成させたもの。「○○する27の方法」のような「リスト記事」などのバズるコンテンツ作成方法や、手法はレガシーながら「俺も俺も」とつい参加したくなってしまうWEBアンケート・クイズなどを積極的に活用した、非常にクレバーな運営をしています。彼らの思想は「メディアを大きくするためにバイラルを活用する」というものではなく、「シェアを生み出すことそのもの」に向いており、そのために作られたコンテンツは一見馬鹿げて下品で稚拙であるようで、その実現在のインターネット空間を支配する情報の流れに最適化されたものになっています。

このようなメディア運営を力技で回し続けるのではなく、冷徹なデータ管理の下成功法則を見つけていくスタイルはハフィントン・ポストでも見られたもので、これがある限りにおいて発展は間違いないと考えられます。実現していくにあたって驚異的なレベルのスタッフも揃えていますし。

■これが、これこそがBuzzFeedだ

enhanced-15119-1452835160-1
そんなBuzzFeedを1枚で表現できるのがこの写真。「うわ汚ぇ!下品だ!」と思った方はこちらを読みましょう。いきなりブッ込んでくるとは思いませんでしたが、これを翻訳記事に含めてきたメンタルに、「BuzzFeed、やっぱり成功するぜ!」と改めて思わずにはいられません。
下品なネタ、食ネタ、ネコ、異文化ネタ、ネコ、ライフハックとあとネコはWEBでは鉄板です。BuzzFeedはこうしたコンテンツを躊躇いなく突っ込んできます。
なお、本国BuzzFeedでは「おちんちんに見える写真○○選」など、うんこちんこまんこ的コンテンツが大量に並んでおりこの手のネタには当分困らなさそうです。Yahoo!はそれでいいのか?いいのか?まぁいいのか。

■アンケートやクイズコンテンツがズルい

04
SMAPが解散報道後初めて揃って生放送でコメントした翌日にオープン後、速攻でSMAP関連記事が並ぶスピーディさがバイラルメディアとしてのタフさを感じさせますが、この中にシンプルなアンケートを差し込んでくるところも「成長しそうやでぇ」と思わせるポイント。
「つい自分も何かを語りたくなる」「自分も参加したくなる」というのが「バイラル」最大の動機だと思いますが、WEBアンケートというレガシーな手段もタイミングを合わせれば強力な武器になります。

そういえば先日、raf00も1円パチンコのエヴァンゲリオンXでドハマリしていて退屈だったのでプレイ中に戯れに行った「最大限にシェアされる、ツッコミどころを大いに用意しつつ、一見すごく便利そうなライフハックツイートを作ってみよう」という試みが思惑通りにいったので、動きが激しいうちに「回答したくなってしまうTwitterアンケートを立ててみよう」という次なる試みをしてみたところ、多くのクリックを生み出すことができた…ということがありました。(内容はひでえもんですが)ノウハウとタイミングを揃えることができれば、狙って大きな動きは作り出せるもの。BuzzFeedはこのあたりの知見がハンパないので、2016年に起こる大きな話題のなかでどんどん勢力を増していくことでしょう。

■王道ジャーナリズムも強い

02
幼稚だったり下品だったりニャーンだったりワーンだったりするコンテンツに目が向きがちですが、規模拡大した後のBuzzFeedは力量のあるジャーナリストを迎えて王道的なジャーナリズムでも大きな成功をしています。
つい先日もJohn Templon氏がテニス世界上位選手らの八百長疑惑を追い、男子プロテニス協会を震撼させています。こうしたニュースもBuzzFeedが得意とするところ。BuzzFeed Japanにも元朝日新聞記者でありWithNewsの創設者でもある古田大輔編集長や、ハフィントン・ポストでサッカーのデータジャーナリズムやオリンピック国際競技場に関するニュースなど非常に注目される記事を生み出した伊藤大地副編集長など、ネットに極めて強いジャーナリストが数多く在籍し、パワフルな独自記事を生み出していくだろうことは疑う余地がありません。

■しかしやっぱりこれがBuzzFeedだ

03
と、真面目に褒めておいてなんですが、そんな真面目な八百長追求記事作成の裏側を公開する記事において、おっさん(BuzzFeedの中の人)を動画GIFで動き回らせるというゆるめの展開もされており、BuzzFeed好きになっちゃう以外の選択肢がありません。

■2016年はBuzzFeedがWEBメディアを変えていく

立ち上げが遅いなどと揶揄する声も見られましたが、日本国内でも多くのバイラルメディアが存在し散々議論になっていたこと、2ちゃんまとめサイトやキュレーションメディアなど国内には非常にタフな競合が存在するなど、BuzzFeedの日本上陸は相当タフであることは昨年の時点からわかっていることでした。
しかし、オープン初日から「BuzzFeedらしさ」が素晴らしく表れた立ち上がりを見せているように感じられます。
ここからの展開は細かいコンテンツレベルではいくらでもツッコめると思います。うんこちんこまんこでニャーンでワーンだし。しかし分厚い知見を元にしたコンテンツが積み重ねられていくごとにBuzzFeedの影響力は増していくでしょうし、多くのメディア(企業メディアだけでなく、おそらく個人メディアでも)が動き方を変えていかなければならないことになっていくのではないでしょうか。

個人ネットワーカーraf00としては、BuzzFeedの活躍によりどう日本のネットが変わっていくのかを眺め、どこかのタイミングでバイラルメディアについて改めて考えてみたいなと思っていますが、それよりもまず「BuzzFeed Japan、面白くて今後が楽しみだ!」とそんな感想をまず書いておきます。

スポンサーリンク

フォローする