「ギャラを示さない依頼」への対応なんて楽ですよ楽ラク。

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10年前にフリーライターをやっていたraf00です。
なんだかこんな話がYahoo!に載っていました。

「ギャラを示さない仕事」に峰なゆかさん困惑、フリーランスはどう対処すればいい?

元フリーライターで、元WEBディレクターのraf00から言えることは一つ。

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いいから聞け。普通に聞け。別に困らないから聞け。

フリーランスとして、お金の話はしにくい、ギラついているようで躊躇われる、いきなり金の話から入って仕事を失いたくない……という気持ちはわからないでもないのですが。

依頼者を知っているのであれば、仕事として頼んでいるのか友情をあてにしているのかを見分けるためにギャラの話から入ったほうがわかりやすいですし、見知らぬ相手であれば、きちんと依頼してくる相手なのか都合良く使い倒そうとする糞業者なのかを見分けられるのでギャラの話は入りとしてむしろ楽な判断方法になります。

サクッと聞いちゃいましょう。まともな他のフリーランスはちゃんとギャラを聞いていますし、ギャラを聞くことによる弊害があるかといったら、全くありません。安心です。

まともな媒体なら、最初にギャラは提示しなくても単価や予算は裏側に存在していますし、聞けば普通に答えてくれるものです。
お友達案件であれば、そうと判断した上で受けるかを検討できます。

問題はギャラを聞いたのに答えてくれない、話を逸らす、メールで確認しているのに電話で不確かな回答をしてくる、という場合で、この場合は相手がこちらを舐めてかかっているのでそのまま断りましょう。考えるまでもなく失礼な行為ですので、峰なゆかさんのように「後学のためになぜ金額出せないか教えていただけませんか?」と嫌味の一つも投げてよいレベルです。
ギャラ踏み倒しや激安使い捨て、友情の悪用は赤字を招くだけでフリーランスにとって「受けることがリスク」になる案件です。
仕事を受けた後にギャラを聞いて卒倒することほど情けないものはないので最初に確認しましょう。

それでもお金のことを聞くのは躊躇われる…という場合は、あれこれ質問をする中にギャラの話を含めておくのがスマートです。

ご依頼の内容につきまして承知いたしました。
つきましてはスタートと入稿日時、打ち合わせの有無、作業ボリュームと報酬につきましてもお受けする前にご確認させていただけませんでしょうか。

こんな感じの返答をすれば、案件に対してポジティブな姿勢を見せつつ、聞くまで受けないよというスタンスを明らかにできるので良いでしょう。

また、ギャラの返答があったもののあまりに安すぎる…という場合は普通にお断りして良いです。「断ると仕事がこなくなる」というのは怖いものですが、もっと怖いのは「あいつはあの程度のギャラでも仕事を受ける」という評判です。これが根付くのはフリーランスとして致命的なダメージを受けます。

raf00もフリーライターとしてのキャリアの最初で、「締切ぶっちぎったライターの後始末役」として締切日を過ぎたページのライティングを片付けたところ、「厄介な状況で投入できる人材」として編集者間で紹介があったのか、営業もしていない編集部から厄介な案件ばかり降ってくる時期を経験したことがあります。
「仕事を断ると次が来ない」というのはフリーランスの基本法則ですが、「あいつは無茶を言える」「あいつは激安でも断らない」という評価は依頼者間で急速に広まるものですし、一度定着すると払拭することが難しく、フリーランスとしてあっさり行き詰ることになるので、くれぐれも気をつけましょう。
(発注側として、あの人は「激安便利な人材扱いされる人だな」と判断した経験もあります。結果フリーを辞め、企業に入られたようです)

SNSの発展により、ろくでもない依頼が増えているので、まともな媒体にはきちんとギャラ提示の習慣が根付いて欲しいなぁと思いつつ、プロならプロらしくさらっとギャラの話ができるようになりたいものですね。

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