インターネットおっさんとしての生き方 ~36歳を迎えて

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エイプリルフールにネタを打つのは工数使う割にインパクトが皆無ですし、「ネタで勝負するぜ!」って思うなら残りの364日でやったほうが効果抜群ですので、そろそろいろいろ考えた方がいいと思います。エイプリルフールネタの方が普段の活動より上品になるなどに至っては……いややめておきましょう。

1年があっという間に過ぎていきます。歳を取るほど時間の流れが速くなる、というのは人生の先輩方から散々聞かされていましたが、ここまでとは思わなかった。36歳になってしまいました。

さて昨年35歳という節目の歳を迎えて、そこから1年「おっさんである自分」についていろいろと感じ考える機会が増えました。
20代までは進む道にたくさんの分かれ道と、周囲のどこを見渡してもたくさんの扉が待ち構えていたように感じられます。たくさんの可能性とたくさんの選択肢がある分、先は見えなくて一つ一つの扉を開けていくには勇気が必要でした。そしてその中から選んできた道を進み、36歳の自分が立っている場所を見渡すと。
たくさんの交差点があった道は幾分まっすぐになり、視界の中にあった扉のうち視界の端にあった目立ったものが次々と閉じていくのを感じます。なんというかもう、迷っている場合じゃないぞと、迷わせてなんてやらないぞと、前に進むしかないんだぞと。

「可能性が閉じていく」というのは恐ろしいことだとばかり思っていましたが、「立ち止まっているか、前に進むしかない」という先が見えてくる感覚も、それはそれで悪くないものだなと感じています。

この1年でお会いしてきた方々のように華やかな道でも、多くの人の暮らしを変えるような偉大な道でもありませんが、「インターネットおっさん」としてまた一年を過ごしていきたいなと思います。

で、こうあれですよ。インターネット黎明期を知っている人たちが三十代半ば以上になってきて、いよいよインターネットは「若者だけのフィールド」ではなくなってきています(いや黎明期からおっさんはいたのですが)。
古参のネット会社も代替わりが進み「全部が全部ベンチャー」というわけでもなくなってきました。
「ネットはいつまでも若々しいフロンティアではない」というのは2010年からこっちずっと言い続けていることですが、年齢分布が広がるにつれ、いよいよ「いつまでも若作りしているとみっともないよ」「いつまでこどものつもりなのよ」と感じられるようになってきています。
シロクマ先生が「現代人の大人のロールモデル」というテーマについて考察を続けられ、出版もされていますが、インターネットにおいてもそろそろ「成熟」について真面目に語られて良い時期でありますし、インターネットという湿っぽい日陰の石の裏に棲まう我々も「インターネットおっさん」としてのライフスタイルを身につけていかねばならんなぁ…としみじみ感じています。

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